テストで3点、笑顔は満点 - 6000年後に発掘されてサイバー民俗学者にシバかれたい

最近（本当にこの一週間くらい）、家で一人でいるときはよくギターを弾いています。

もともとギターの心得は無いのですが、昔ギター弾きに憧れたまま封印してしまったギターの弦を一年ぶりに張り替えたので、今はまた初心者の初心者から楽しくやっています。

人差し指で全部おさえるヤツ、まんでムリ。

現在はアンプも無いので、エレキギターをそのまま弾いて、コードだけ押さえて弾き語るような感じです。カラオケよりものびのび歌えて楽しーかも！

インターネットにはコード譜もいっぱい転がってますし、いまはコードを解析してくれるアプリもあるので、大変ありがたい時代になりました。

音痴でも、音感がなくても、とりあえず好きな曲の伴奏を容易に安価に入手することができるのです。

さて、そんな私がよく弾いてる（歌っている）曲がこちらです。

（※閲覧・音量注意）

この曲の素晴らしいところは、何と言ってもコード進行が落ち着く、これがありがたい。

私がこの曲を弾くとき、カポをつけてキーDでやっているのですが、これがまあ落ち着く。D→A→G→Eみたいな進行にちょくちょくオカズをつけるイメージなので、運指的にも盛り上がり的にも大変楽なのです。

作曲者のゆゆうたが溺愛する、田中秀和氏の楽曲の進行と比べると、その普通さ、落ち着きがわかります。（詳しい資料はねえから詳しく自分で調べておくれ）

前置きが長すぎて本題が見えてきませんね。今回はそんな音楽理論の話ではありません。

もっと困った問題です。

例えば、皆さんが聞くような、歌うような曲といえば何分くらいでしょうか。

おおよそ普通のポップスならば、3〜5分ほどだと思います。要素マシマシチョモランマのボヘミアン・ラプソディですら6分半ほどですから、おそらく一般的なポップスであればそのくらいでしょう。

では、私が一曲弾いて歌うのに何分かかるか。

おそらく最後まで歌えば30分ほどかかります。

どうしてこんなに時間がかかるかといえば、まずコード譜探しに始まり、カポの位置を探り、運指に慣れるまでにそれなりの時間を要するからです。

今の私はそもそも難しい運指はまるでできません。コード譜もあまり読めないので、m7やらE/Gやら書かれてはお手上げなのです。(少しジャズかじってんだから解れやって話ですが)

そんな感じで、少しづつ少しづつ弾いているのですが、気づけばこれにのめり込んでしまいます。

ギターというのは、吹奏楽器に比べれば体力を消耗しませんし、割と片手間でも弾けてしまう楽器です。チューニングもすぐには狂いませんし、何より和音を弾いているので気分が良いのです。

今日は1限に出た後、疲れすぎて昼寝もできなかったので、午後はずっとギターを横に置いていました。（通算で2時間くらいは弾いた）

結局21時くらいに空腹で全てを片付けるまで、ほぼ半日をずっとギターくんとイチャイチャしていたわけです。

本当に時間泥棒です。

私の好きな漫画に「俺と悪魔のブルーズ」という、伝説のブルースギタリス「ロバート・ジョンソン」の半生を描いたものがあるのですが、そこでは主人公が一夜にして驚異的な技術とブルースの魂を身につけたと思ったら、世間では半年経っていたという描写があります。

本当にそれに近い感じで、さすがに半年が一夜というほどではありませんが、あっという間に短針が半周しているような感覚があるのです。

なんか狂っちまいそうだから適度な距離感で付き合っていきてえなぁ…。なあ、ローズちゃんよ…。（メンヘラ）

ちなみに私のギターがフロイドローズなのでローズちゃんです。ギー太とかエリザベスみたいでカッコいいっしょ

ちなみに今回のタイトルはおジャ魔女カーニバルが激エモってことを周知させたいだけです。

みんな！後ろの楽器にも注目して聴いてね！結構すごいぞ！

まあ実際にテストで3点取って笑顔になることはないんですけどね。テストが3点でも笑顔で誤魔化せるのなんて義務教育だけですよ。

3点なんて取ったら間違いなく落第です。大学どころか高校でも留年がチラつきます。

私も3留の身なので、テストで3点しか取れないことがどれだけ笑顔を奪うのかは、普通の人よりも深いところで理解しているつもりです。

大学一年目に物理の中間テストで0点は取りましたけどね…。（当然単位は来なかった）