節目なので思い出話を書こうとしたら「強度1割のチキンライス」になった
未だに毎月20日~25日が来ると少しソワソワしてしまう。
自分が大学生だった時分、近所の弁当屋が毎月この時期に「ご飯大盛サービス」を標榜していたからだ。
バイトもしない大学生活を送っていた私は、とにかく金がない。特に食費に対し最もシビアであり、この6日間にのみ「利用可能」となるこの弁当屋は大学生活における「ご馳走」として、極めて重要な地位を占めていた。
「エビフライ」を自分の金で初めて買ったのも、その弁当屋であった。
幼少期の私はとにかく食へのこだわりが不必要に強く、特に「お子様ランチ」に対し海原雄山並に「素材の味を侮辱している」という評価を下していた。
チキンライスよりも白米、ケチャップは不要、エビフライやハンバーグなども塩焼の方が美味いと信じて疑っていなかった。
そんな面倒な育ちだったものだから、初めて自腹でエビフライを買うのは自分に対する裏切りでもあった。大学3年目の夏、既に酒を買える年齢になって久しいが、食に対する自身の信念を踏みにじる背徳感に脳と心臓がケンカをし始めたのを強く覚えている。
その日から私は「エビフライ弁当」をご馳走の一つと正式に認識をした。カラアゲ弁当よりも150円高く、弁当のプラスチック蓋から赤い足がきれいに四足はみ出した高貴な佇まいがこの上ない贅沢だった。
そこから数年が経ち、社会人になった今も、本質が変わっていないため私の喜びや悲しみの水準は極めて低い。
「万世」のロブスターも食べたし、「響」だって飲んでみた。
そのうえで2リットルのウーロン茶が10円値上がるだけで心を惑わせ、サイゼリアのイカスミとエスカルゴの劣化に涙を流す。
そして最近の感動と言えば、ファミリーマートの麻辣花生(160円)である。
(本当にこれはすごい商品で、絶対全人類に食べてほしいし、完成度が高すぎて人類の8割は二度と食べない気もする。)
今日、30歳になってしまったんだが、本当に俺の人生はこれなんだろうか…

彼方の女
パスワードを忘れて幾星霜、たまたまログインできたので、酒に飲まれた深夜1時の脳内を垂れ流していきたいと思う。
日付が変わって、今日は4/1である。
新年度の区切れということで、至る所で今日という日に思いを込める人がいる。
私も一般企業の一労働者となって今日で5年目となった。大学を3留し、数少ないバイト経験の中でも「戦力外通告」を食らったことがある私が、まさか同じ会社で5年も働くとは思ってもいなかったし、それなりに不自由のない生活をさせてもらっていることには驚きを禁じ得ない。大学を留年し、80円のバターロールで飢えを凌ぎ、年下の先輩に研究室配属の対象外のため気を遣われていた私が、今や年下の社員に先輩ズラして遠出の土産を差し入れる立場になっている。
さて、社会人生活は不自由こそないものの、それなり不満はある。第一は、とかく時間がないことだ。
私は睡眠時間が長く、労働に関する時間と睡眠を除いた可処分時間が平日だと5時間ほどとなる。
この中で飯を食い、趣味を嗜み、ときには自慰にでも耽りながら一日をやりすごすのだが、この時間ではなかなか読書ができないのである。
思えば、小学校以来とにかく暇であった。あまりにも暇なので無限の新規コンテンツとして本をひたすら読んでいたのだが、それも大学までの話であった。3年間の留年という、自分でもあまりにも「暇」な日々を終えて得た社会人生活では、むしろ時間を捻出することが命題となるのであった。
まとまった時間の取れない中、私の最近の思考傾向が非常に偏ってきていることを自覚した。
女である。
女と言っても、決して女の尻を追っかけたいといったものではなく、なぜここに天地がひっくり返らない限り埋めることができない性差が発生するのかということである。
人間の性というのは、単に生殖の役割というだけではないことは子供の頃から認識していたつもりだが、年齢を重ねるにつれそこには妙な生々しさが発生する。
私は生殖に対して昔から並々ならぬ興味関心があったものの、この年代ともなると身近な人間の生殖を目の当たりにしてしまう。
肉体関係というものに対する違和感のようなものを未だ消化できていない私にとって、数年前まで同じ場所で勉強していた人間が生殖している状況は困惑と尊敬を生みだしている。
私自身は繁殖という生物的本能を相当幼いうちから自覚していたものの、それが己の意思のみで成立しないことを自覚したのはつい最近なのかもしれない。
人間が生殖能力を獲得するに至る年頃、そこで自分がオスであることを自覚することは大変に衝撃であった。生物界ではオスというのは常に選別の対象となる。極端な発想で言えば、競馬のように少数の優秀なオスが数多のメスに種付けする構図こそが生物の収斂を加速させる上で最も有効な手段となり得るためである。
その点、メスであればこれを受け入れるのみで良い。これを受け入れることで、自らの存在意義を完遂できることに加え、何より身体的に劇的な変化を引き起こし、生物学上の重要なイベントの当事者たりえる自覚を持って生涯を送ることが可能になるのである。
そんな私の生涯における違和感といえば、なぜ自分がメスでないのかということに尽きる。
性自認がメスということではない。
ただ、生物としての主体性の小ささに絶望し、またある種の強制的な肉体変化が自分に発生しないことに対してつまらなさを抱いているだけなのだ。
「彼女とは、遥か彼方の女」というセリフは、そんな女々しくも生物を放棄せんとする私に大変よく刺さる。神になろうとしたシンジくん、僕だって同じ立場ならそうするだろう。
なおこのセリフの主は地球の種を守り、自分の種も繋いでいるのだが彼こそが最大の英雄であり勝ち組なのかもしれない。
長所を探そう
皆さん長所ってありますか?
最近お仕事探しというものを始めてみたので、私もこのテの質問をよくされるようになりました。
ここで「私の長所は粘り強さです!学生時代は〜」みたいなことを言えれば一人前の就活生なのでしょうが、このレベルは長所というよりは自己評価、自己の理想像に近い話でしょう。客観的な価値とは言えないものが殆どだと思います(大卒就活生は50万人もいるんだから大半は客観的に価値のある素質や経験を持っていないと思っています)。
私自身も、何かしら褒められることさえあれど、それは芸をするイヌか、または社交辞令の挨拶のようなもので何ら客観的な価値ではないと感じています。
本題に入ります。
私には「これだけは確実に長所だ」というものが一つあります。客観的評価もあり、自分でも実感のある長所です。ギフトだとも思っています。
でも多分、何かしらの長所は人間誰しもあるのだと感じています。気がつきにくいもの、価値が認められにくいもの、競合が多すぎて埋れてしまうものが多いだけだと思いたいのです。
そんな私の長所ですが、
それは……
「腕の血管が見やすい」
…は?
私も意味がわからないし、それがどうしたという気分です。
ですが、間違いなく人より秀でているのです。
決してボディビルダーの方々ように薄い皮膚の下に肥大した血管があるという訳ではありませんが、私の腕の血管は左右ともに腕の中心部に太いものが通っています。肌が薄く白いこともあり、その発見は極めて容易です。
もし採血の実習をこの血管で行うならば誰でも最高評価を叩き出せることでしょう。
この長所、実際は数ヶ月に一度の献血くらいでしか役に立ちません。数ある提供者の中の1人の血管が多少取りやすくとも社会に何ら影響はないでしょう。
医療学生という訳でもないので、この血管が注射の良き練習台になることもありません。
ですが、これは間違いなく長所なのです。長所としか言いようがありません。
面接落ちを振り返りながら献血台の上で過ごした30分程こんなことを考えていました。
私自身は注射も怖いし痛いのも嫌いなので毎回ビクビクしながら献血してます。
ジュースやお菓子もらって血液検査できるので人間ドックの権利がないニートには献血オススメです。
面接官「6ヶ月以内に新たな同性・異性と性的接触がありましたか」
「そのようなことはございません」
面接官「海外に渡航・在住経験はありますか」
「ありません」
面接官「n年以内に重篤な病気や手術の診断を受けましたか」
「いいえ。健康状態は良好です」
面接官「悩みを相談できる友達はいますか」
「クゥーン……」
あけましておめでとうございます
タイトル通りですが、すでに正月から二週間経ってるんですよね。
更新自体が三ヶ月ぶりなので「6000年後」の一年目としては快調なスタートを見せています。いい感じにこのまま埋れてくれ。
・近況報告
何もねえんすわ。秋学期、授業も少ないし何よりやることが少ない。クソニートまっしぐらです。しかもこのニート生活が無性に性に合う。
好きな時間に寝る。好きな時間に起きる。課題は一週間の何処かで5本ほど出す。あとは動画見たり飯を食ったり散歩したりをする…。こんな日々が苦痛なわけがないのです。
欠点というか、落とし穴といえば誰とも会わない・話さないので定期的に発語訓練が必要なこと。普段から思考中の言語を文語にしてるので瞬発的に口語が出てこなくなるんですね。
誰でもいいのでちょっとお話ししようや(胡散臭男)
・単位取得状況
ネットで検索して不運にもこのブログにたどり着いてしまった人たち(アクセス解析によればこのブログの訪問者の半分はこれです)が一番気になるであろう単位の状況ですが、現状かなり不透明です。
今期は必修科目を3科目パスすれば進級が確定なのですが、これが危うい。作業量や勉強量としてパンクしているわけではないですが、いかんせん能力が足らんのです。
このブログでも何度か言及しているように、私の思考回路はド文系の極みであり、計算や式論述が得意なわけでもありません。「海外に住めば自然と英語が話せるようになる!」みたいなノリで理系に進むのは危険です。英語が話せるようになる前にバイトもできずに飢えて死ぬ未来を想像してください。そういうことです。
一応私も三年生という扱いなわけで、今期の必修科目というのは三年生に向けて開講された科目を取っているわけです。理系の三年生向けの講義というのは、高校の頃から国公立大学の理系を志し、それなりな難度の入試を突破し、さらに三年間工学部で生きてきた人間に向けて行われる講義なわけです。私はそんな器ではない。
というわけで、この講義が単位になるかは神のみぞ知るという感じでした。困っちゃうな〜。うんちうんちうんち。あ、教員を神聖視するのはよくないですね。彼らは普通のちょっと変わった人間ですので。
というわけで新年一発目の更新はこんな感じで終わりです。
今後ともたまに覗いてやってください。
記事にする内容がないわけではないので…。
恩赦…!圧倒的恩赦…!
お久しぶりです。
一ヶ月短くなった夏休みも終わりが近づき、いよいよ来週からは講義再会となりました。
先日、春学期の成績が公開されました。
全ての講義がオンラインとなったこの春学期ですが、私のような地の底の留年生にとってはどうだったのか。
今回はそれの報告となります。
まず結果だけ言えば、過去最高の成績でした。
学期GPT(=各科目の成績×単位数)は過去最高だった一年生秋と同じであり、適当に取った一般教養の成績も素晴らしい結果となりました。(人生で初めて秀を取った顔)
何よりも、以下の結果が今回のオンライン講義の影響を物語っているのではないでしょうか

(改めてみるとグロ画像だな…。)
この科目は毎年ペーパー試験のみで成績が決まっていて、試験が朝一であったり(実はこれが一番辛い)、毎年問題が変わったり、膨大な計算量による間違いやシビアな得点設定などにより、ずっと落とし続けていたのです。(弊学に入学してきた一般的な学生ならそこまで苦にはならないくらいのレベル。しかし不出来な学生を中心に毎年一定数は落としてるような科目)
ところが今年は全てがオンラインになり事実上テストが不可になったことで、単位取得条件が大幅に緩くなりました。
試験一発勝負ではなく、毎週の課題とレポートによって成績が決まるため、頭がよく働くタイミングでこなせば良かったのです。大抵は締め切り前日の深夜に仕上げるのですが、精神的にも肉体的にも朝一の試験よりは遥かにマシです。
このような状況なので、過去に落とした科目も多くは単位を取得することができました。(落とした科目はキャパ超えで切ったやつだけでした。)
私の場合は、インターネット検索や深夜作業がノートを取ったり試験を受けるよりも好きだったため、かなりオンライン講義向けの性質だったのでしょう。ペーパーテストよりもレポートの方が評価上がるタイプのクズなので…(頭が弱い)
弊学は後期も原則オンライン講義ということですが、私としては大変ありがたい限りです。最も、進級に必要な単位は今期でかなり詰めれたので少し気楽に受けられます。
やっぱりオンライン講義って最高だわ
クイズ大会延長戦
前回の記事でクイズ大会に出たと言いましたが、何故か副賞に引っかかったので物は試しで眺めてきました。今回はその体験談です。
前回の記事はこちら↓
さて、副賞の試験ですが、今年はコロナの影響で科目に変更があったようです。具体的には、例年行われている専門科目の筆記試験が省略され、政策論文だけの試験になっていました。
(これは暗に文章はうまく書けないけど学術的な説明と証明はできる優秀な理系よりも、とりあえず目の前の課題を処理してそれっぽい文章にできる人間の方が実務上欲しいという意思表示なんだろうか)
相変わらず私といえば、完全に記念受験なので対策どころか試験の内容すらろくに確認しないまま試験会場の椅子へ座ってしまいました。
さらっと性格診断をされた後、いざ試験と渡されたのは短い問題文と資料3つ。そして約二千字の解答用紙でした。
「なるほど、これを埋めれば良いのか。」
試験時間は2時間。単純計算で1時間1000文字ですから、レポートのでっち上げに定評のある私にとっては埋まらない字数でもありません。3つの資料も、英語のものが一つ混ざっていた以外は内容も簡単で、2時間で理解するのが難しいというようなものではありませんでした。
そんなわけでざんざか書き進め、解答用紙に1600文字ほど書きつけた頃に試験も終了しました。「やめ」の合図で筆を置いた後周りを観察すると、どうやら周りの字数も同じくらい。この試験の字数のボリュームゾーンはこの辺なのでしょう。後はクオリティと採点基準次第ですね。
本来ならこの後に面接を受けて試験合格ということなのですが、私は国主催の大学卒業程度クイズ大会に出ただけなのでここについては今後とも関与しません。得点とかって後で教えてもらえるのかな…。そんな感じで以上が国主催クイズ大会レビューでした。理系大学生のみんな!ちゃんと勉強しようね 。勉強が一番の就活だぞ!(本当に勉強が得意な人は民間で公務員なんかよりもっと良い待遇で働けます)
クイズ大会に出ました
お久しぶりです。
今期はコロナの影響で色々と普段と違った様相を呈しているのですが、今回はそのお話ではありません。
去る7月5日、とある大規模クイズ大会に参加してみました。
このクイズ大会、なんと参加費無料!国営!全国23会場!とかなり大規模で特殊な大会となっております。
しかも優秀成績者には副賞もあるということで、会場のプレイヤーも全体的にかなり真剣だった印象です。
勘の良い方ならもうお分かりですね。
そのクイズ大会の名称は
「国家公務員採用総合職試験(大卒程度)」
なんと、国が大学の範囲内でクイズを作ってくれているのです。
私は「みんはや」などをツイキャスするくらいにはクイズが好きなのですが、今回は国の作成した問題が解ける上、範囲が「大学生ならわかるやろ(笑)」という程度の難易度も保証されています。おまけに試験時間は計7時間。質、量ともにかなり期待できるクイズ大会と言えます。(国が優秀そうな人間を囲い込むための試験なので当然と言えば当然なのですが)
他の多くのクイズや資格試験と同じように、この大会にも対策本なども多く存在しているのですが、今回は新鮮な気持ちでクイズに挑みたかったので特に準備はせずに参加しました。(そもそも最近は三年生なりに課題やるだけでしんどいから勉強なんてやらんけど)。ガチ参加ではないとはいえ実際に会場でクイズガチ勢見るとチビりそうになりますね。(共通の目的を持った人の集いを見たのが年末のコミケ以来なので若者いっぱい居るだけでビックリしちゃった…。)
問題は全てマークシートで、主に大学の学部で勉強した範囲から出題される「専門分野」と、英語や国語の文章題やパズル、時事問題などで構成される「基礎能力」の二種類の合計点で評価されます。
大規模クイズ大会、しかも国営とあって、問題は難度、分量共にホッとする仕上がり。みんはやSランク帯などで見られる「は?知らんがな」といった問題はほとんどなく、持ち時間も長いことからクイズ初心者にも優しい試験となっておりました。
そして私の結果ですが!
多分合計5割取れてるか取れてないかなのでクイズ強くなりたいっすね…。
圧倒的低み留年生らしい点数です。Wikipediaとか読んどくといいっすよ、多分。
(7/7追記:正解が公開されてました。やっぱり5割弱くらいでしたね)
こんな感じで、私の初めてのクイズ大会はあっさり終了しました。成績は発表されてませんが、そもそも今年卒業しないので成績優秀の副賞、二次試験進出もあんまり関係ないんですよね…。
申し込みが面倒だったり一日潰れるのが少し大変ですが、面白かった問題もいくつかあったので暇で若い時事・学術クイズ好きなら受けてみるのも良いのではないかと思います。広い会場で問題解くのもセンターぶりだったので新鮮でした。
今年の問題の中では、基礎能力試験の同心円上に病院を配置する問題が楽しかったです。専門分野では多くの科目で講義で扱ったような問題がそのまま出ていて、下級生に囲まれながら受けた再履の演習の苦い記憶が蘇ったりしました。
以上で今回のお話は終わりです!
オチなし!多分試験は落ちてるけど!
ーーーーー完ーーーーー